特色ある教育活動 

1 舟戸学園の連携教育

 公立としては全国的にも珍しく、舟戸学園として、「舟戸幼稚園」「舟戸小学校」「南中学校」が同じ敷地内に建てられている。1園2校が1つの門を共有し、毎朝、園長、校長をはじめ教職員が子供たちを迎えている。平成16年度よりスタートした連携教育は、川口市教育委員会より「学校間連携教育」の委嘱を受け、31年度に「学びをつなげ 夢をはぐくみ 未来を拓く 連携教育の推進 ~豊かな心をはぐくみ、道徳的な実践意欲を高める教育活動の工夫~」を研究主題として研究発表を行った。そして、令和3・4年度は「学びをつなげ 夢をはぐくみ 未来を拓く 連携教育の推進 ~他者とよりよく生きる幼児・児童・生徒の育成~」を研究主題として、研究を進めている。

 年間を通して子供たちの交流が盛んであり、また教員の合同研修も熱心に行っている。

川口市では学校選択制が廃止されたが、住所に関わらず、舟戸幼稚園卒園生は舟戸小学校に入学でき、舟戸小学校卒業生は南中学校に入学することができます。実に12年間同じ門を通って通う子供がいます。

2 豊かな荒川の自然

 都心に近いながらも、豊かな荒川の自然があり、開放的なロケーションの中、広い土手を走り回ったり、転げまわったできる。また、四季折々の草花を摘んだり、バッタ、トンボ、チョウなどの昆虫を捕まえたりと豊かな体験ができる。また、貴重な幼小の交流の場にもなっている。川が近いことから、魚、カニ、エビ、カエル、ゲンゴロウ、カメなどもいて、飼育し観察することができる。